「シュアがけ」と読みます。
イヤフォンを耳にかけるときのかけ方の名前です。
耳の上にコードを通すことで、イヤホンの安定性・密閉性を高められます。
画像をクリックして拡大していただくと、「SHURE」の文字が上下反対にならず、きちんと左から右へ読めるようになっていることが分かると思います。
SHURE自身がこのかけ方を推奨している証ですね。
SHUREが推しているイヤホンのかけ方は、以下の3通りあります。
左から
1,コードを耳に掛け、背中に回してスライダーを絞る方法
2,コードを耳に掛け、胸に回してスライダーを絞る方法
3,普通のイヤホンと同じようにかける方法
2や3の方法だと、スライダーに刻まれている「SHURE」の文字が体側に裏返り見えなくなります。
このことから、1の方法がSHURE製イヤホンの最も適した装着方法だと考えられます。
SHURE掛けの利点
■イヤホンが外れにくくなる(首を振ってもOK)
■服に擦れた時のタッチノイズがならない
■風切り音が入らない
■遮音性が上がる
■長時間聞いても耳が痛くならない
■細かい音が聞き取りやすくなる
余談ですが、メガネ+マスク+SHURE掛けでも問題なく耳に掛けられるようです。
SHURE製イヤホン独自のかけ方かと思いがちですが、他のイヤホンでも可能です。
例えば予想外に高音質・高性能と話題のiPhone5付属イヤホン「
Apple EarPods」。
これは左右のイヤホンを反対にして装着することでSHURE掛けが可能となります。
引き出しに眠ったままのEarPodsがある方はどうぞ一度お試しください。
このような、スピーカー部分が曲がっておらず耳にまっすぐ差し込めるタイプなら、左右反対にする必要もなく聞くことができるでしょう。
ただし、イヤホンやコードの強度も製品によりそれぞれなので、断線等の恐れがある場合は無理にSHURE掛けをしないでくださいね。
SHUREは1925年から創業したアメリカの老舗オーディオメーカーです。
歴史的な演説にもマイクロフォンが使用されたこともあるほどの大手ブランドなので、音質も値段も高いのが通常です。
しかし下記のイヤホンなら10,000円前後で購入可能、レビューも好評。
ちょっと高級なイヤホンに興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?